W杯予選敗退の危機!森保JAPANに「5つの壁」(2)「田嶋OUT」の横断幕が! (2/2ページ)

Asagei Biz

【3】「代打監督」いない問題

 10月9日付の日刊スポーツの1面で「長谷川健太氏 後任浮上」と大きく報道され、サッカー関係者の間で騒然となった。

「森保監督の解任と後任監督の検討に入っている」とも報じられたが、オーストラリア戦の勝利で一旦は収束。とはいえ、先にも触れたように、11月の「Xデー」で更迭劇が起きても不思議ではない。そうなると長谷川新体制の誕生となるのか。六川氏はこう説明する。

「現時点で、長谷川健太監督(56)はJ1のFC東京の監督なので難しい。過去に所属クラブの監督を代表監督に就任させ、チームがガタガタになったことがあり、Jリーグの監督はシーズン中に引き抜かないという暗黙の了解があります。外国人監督にしても、ヨーロッパのクラブはシーズンの真っただ中なので、フリーの監督を見つけるのはハードルの高い仕事になる」

 仮に国内外で優秀な監督を口説ければ、劇的にチームを立て直すことができるのか。スポーツライター・竹田聡一郎氏はこう話す。

「菅義偉前総理(72)が総裁選への不出馬を電撃表明後、明確な『ポスト菅』の候補者がいなかった自民党と同じように、日本サッカー協会は崖っぷちの状況を想定していなかったのか、バックアッププランを用意していなかった。報道で後任候補に名前が挙がった長谷川監督や、北京五輪で指揮をとった反町康治技術委員長(57)がカンフル剤になれるかと言われれば疑問も残る。どうせなら元日本代表主将の宮本恒靖氏(44)など、若い監督を起用する大胆な策で局面を変えるのもアリだと思います」

 11月の試合後に監督交代となれば、残りは4試合。もはや他力本願、神頼みになりそうだ。

*「週刊アサヒ芸能」10月28日号より。(3)につづく

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