ブーム沸騰中「大人向けぬりえ」の緻密すぎる線画は誰が描いている? (1/3ページ)
はみださないように…、お手本通りきれいにしあがるように…。
息をつめて絵に意識を100%そそぐうちに、気がつくとあれ、夕方?
色をぬる、ただそれだけ。すごくシンプルなのに「はまる」人続出のぬりえ。ぬっている間の没入感、ぬりあがったときの達成感、そして、集中して作業したあとに感じる心地よい疲労感が「いいストレス解消になる」と根強い人気ですが、コロナ禍で増えたおうち時間を有意に過ごすアイテムとして、今やそのクオリティは芸術の域にまで進化しているようです。そんな「大人向けのぬりえ」は線画(色をぬる前の線だけの画)も繊細で緻密。いったいどんな人が、どうやって描いているだろう…。気になったので、取材してみました。
■「大人向けぬりえ」の緻密すぎる線画は誰が描いている?『ぬりえ花言葉・花図鑑』(ユーキャン刊)は超本格派のボタニカルアートをぬりえで楽しめる一冊。ラナンキュラス、ガーベラ、アネモネといったなじみの花から、パッと見では名前が浮かばない花まで、美しくいきいきと描かれ、色がついていなくても植物の表情が伝わってきます。

これら花ぬりえの線画とぬり見本を制作したのは、イラストレーターの今井未知さん。お話を聞いてみると、この繊細で緻密な線画は「手描き」で制作されたのだそうで…。
「紙にえんぴつで描くとどうしても線の細さに限界があります。でも今回は、細部まで繊細に描き込まれた線画にこだわりたくて、タブレットにアップルペンシルで描き込む方法をとりました。