ソフトバンクが最も地味な藤本博史監督を決断したウラ事情 (1/2ページ)
福岡ソフトバンクホークスが10月29日、藤本博史2軍監督を昇格させ、1軍監督に就任することを発表した。かなり地味めな印象もあるが、“小久保政権への繋ぎ役”との認識は捨てたほうが良さそうだ。「長期政権も!」の声も聞こえてきた。
「柳田悠岐を入団時から知り、現在売り出し中の若手・リチャードも指導してきました。世代交代、若手の底上げを再建テーマに掲げるチームには打ってつけの人物です」(地元紙記者)
南海時代も知る“ホークス一筋の男”なのだが、チーム関係者にその人物像を聞くと、必ず返ってくるのが「几帳面」「熱心」の言葉だ。
「打撃指導では自らバッティングピッチャーを務め、1時間でも投げ続けています。途中、選手の打ち方がおかしくなればその場で注意し、本職のバッティングピッチャーにも引けを取らないタフネスぶりです」(チーム関係者)
1軍の打撃担当コーチだけではなく、2軍、3軍の指導も任されてきた。球場入りはいつも一番を争うほど。無遅刻無欠勤のマジメさで、選手個々の特徴も手帳にまとめているそうだ。
「コワモテで、グループで行動するタイプではありません。でも、いったん喋り出すと止まらなくなるタイプ」(同前)
柳田やリチャードといった長距離タイプが「藤本教室」から羽ばたいていったが、現役時代の藤本選手は右打ちが得意で、試合展開や配球を読んでバットを振るタイプだった。失礼ながら、現在の体型からは想像できないが、俊敏な二塁手で鳴らした時代もある。