高熱を押して出場した長嶋茂雄…「最高の舞台」プロ野球日本シリーズ「激闘の裏側」 (2/2ページ)

日刊大衆

「ただもう脱帽するほかなかったよね。かたや私は気持ちが先走って空回り。相手バッテリーもアルトマンを避けて私との勝負を選ぶほどの有様でした。巨人というチームの洗練された戦いぶりと、長嶋さんのすさまじさ。その後の私があったのは、2年目にして、それを目の当たりにできたことが大きかった気がします」

 そのミスターを4本も上回る、歴代トップの通算29本塁打を放っているのが盟友で“世界の王”王貞治。

 中でも王自身が「最も心に残る本塁打」として挙げるのが、71年の阪急との第3戦。山田久志から打ったサヨナラ3ランだという。

「0対1で迎えた9回裏2死一、三塁からの一撃でした。被安打わずかに3本と絶好調の山田に対し、王はそれまで3打席で凡退。それでも、走者を置いてセットポジションに変えた山田の微妙な“間”を見逃さなかった。ふだん冷静な彼が珍しくガッツポーズを見せるのだから、よほど会心の当たりだったんでしょう」(ベテラン記者)

 一方、最終回、しかも最終戦のマウンドで一打逆転のピンチをしのいで“伝説”となったのが、79年の広島対近鉄。無死満塁という広島の大ピンチを完璧に抑え切った、世に言う“江夏の21球”だ。

「ベンチの古葉竹識監督が継投の準備をさせたことが、“守護神”江夏豊に火をつけた。まず代打の佐々木恭介を三振。続く石渡茂のスクイズを外して、三塁走者を三本間で挟殺し、打席の石渡も結局、三振。あれこそ、まさに独壇場でしたね」(在阪スポーツ紙元デスク)

 11月1日発売の『週刊大衆』11月15日では、日本シリーズで起こったさまざまなドラマをプレイバックしている。

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