江戸最大の深川岡場所の花街に生きた「辰巳芸者」という“いき”のいい女たち【後編】 (2/4ページ)

Japaaan

当時男のものだった羽織を着て“羽織芸者”や“お羽織さん”とも呼ばれ、テンポの良い男っぽい喋り方をしました。

また芸名も「浮船」「葵」といった女名前ではなく、「ぽん太」や「蔦吉」「豆奴」などの男名を名乗っていました。

気風がよくて情に厚く“芸は売っても色は売らない”を信条とする辰巳芸者は、「いき」の権化として江戸で非常に人気があったといいます。

深川の雪 画:喜多川歌麿 ウィキペディアより

深川の雪 画:喜多川歌麿 ウィキペディアより

上掲の『深川の雪』は縦2m、横3.5m近くにも及ぶ浮世絵史上最大の掛軸画です。吉原遊郭に比べてまずは衣装が地味であることが分かります。舞妓・芸妓が京の「華」なら、辰巳芸者は江戸の「いき」の象徴とたたえられました。

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