葛飾北斎の『富嶽三十六景』を彩る鮮やかなブルー ”ベロ藍”!実はドイツで誕生した偶然の産物? (2/3ページ)
そして、このベロ藍が日本にも輸入されると、今までには無かった鮮やかな色が瞬く間に大流行。葛飾北斎や歌川広重らは自身の作品にこの色を使用し人気を博した。
ちなみに、西洋ではプルシアンブルーと名付けられたこの色は、ベルリンで発見されたことから日本では「ベルリンの藍」が訛り略され、ベロ藍と呼ばれるようになったと言われている。
ベロ藍が美しい『富嶽三十六景』をご紹介『富嶽三十六景』にはベロ藍の一色刷り、もしくはメインに用いた作品が10作ある。その眩しくなるほどの鮮やかさと、美しい濃淡を楽しめる作品のほんの一部をご紹介しよう。