10月の主要銘柄のボラティリティにみる市場動向 (5/6ページ)
一方で、EURUSDは29日に154.8pips、GBPJPYが15日に206.2pipsとなった。月間の最大ボラティリティを記録した日付が異なることから、共通の要因が為替市場のボラティリティ増加にあるとは言い切れない。
総評
10月のボラティリティは、9月に引き続き日経平均株価が強い印象を残した。しかし、実際の相場と共に見ると、ナスダック、ダウはボラティリティこそ劣るものの高値更新、上昇トレンド継続と強気相場だった。一方で、日経平均株価は市場最高値を目前に、大幅下落も見せている。また、貴金属のゴールドは10月中旬からボラティリティ増加を伴って急騰する展開を見せた。先月のゴールドは弱気相場だったことから、多くのトレーダーが注目しただろう。為替市場については、先月より全体的な平均ボラティリティを増加させた。最大ボラティリティを記録した日付が異なることから、異なる要因でそれぞれ独立して大きく値動きを推移させていると推測できる。以上が10月のボラティティリティ推移および市場動向の総評だ。12月はクリスマス休暇、年末と市場の流動性も低下しやすいため、11月の相場は2021年の相場をどのように決めるか注目していきたい。