菅田将暉と小松菜奈の庶民派デート「次に目撃される店」は勝浦式タンタンメンの名店で決まり!? (3/3ページ)

日刊大衆

■ラー油だけで辛味を出す豪速球派の辛麺

 先頃引退したハンカチ王子こと斎藤佑樹が日本ハムに入団した10年の暮れだったか、取材で札幌・旭川と回った際、青葉にも行ったなぁ……とつい遠い目にもなるが、「じもん」に挑戦した結果をお伝えしよう。勝浦式タンタンメンとはなんぞやと興味が沸いたのだ。間に「式」と入っているのは、そのまんまではないということだ。

 勝浦タンタンメンは日式担々麺に欠かせない、まろみと風味を醸す芝麻醤を入れず、ピリリとさせる花椒(山椒)も入れない、ラー油だけで辛味を出す豪速球派の辛麺で、文字通り千葉県の勝浦市で50年代に誕生した。

 唐辛子で炒めた玉ねぎと豚挽き肉が載っているのがミソ。ぼくも現地では未食で、都内の某有名店が期間限定で提供していたのを食べたきりだ。だが、材料はご当地から取り寄せ、レシピも「直伝」と謳っていたので、まるでまやかしでもあるまい。

■挽き肉のありがたみ

「じもん」を訪れたのは肌寒い雨の晩だった。昼をほぼ抜いてしまった上、17時前に訪問したのだが、缶ビールが300円と安かったのでついゴクリ。ところが、つまみになりそうなメンマが売り切れており、そうこうするうちすぐ麺が出てきた。

 菅田のオーダーはいつも1辛というが、それでさすがに物足りないだろうと、2辛にしてみると、かなり辛くてちょっと咽せる。ミンチは小石状の肉団子になっていて、しかもゴロゴロ入っており食べ出がある。炒めた玉ねぎの甘みも好ましい。酒のあてになるラーメンなのだ。

 しかし、ずるずる啜るうちにやはり口直しが欲しくなる。そこで菅田も必ず頼むという半ライス(100円)をつける。家系ラーメン以外でお供ライスをオーダーするのは久しぶり。うん、ひりつく舌を癒してくれ、汁の旨味が立ち上がってはくる。スープには微かにカレー風味も感じる。ただ、そこまでのコクはないので飯にかけたいとまでは思わず、先に完飲してしまった。

 この辛麺を食べ終えて実感したのが、挽き肉のありがたみ。これを追加で頼んでライスにトッピングすべきだったのだ。そして、菅田はけっこうミンチ好きなのではないかとも思った。

 なんでも大阪名物・551蓬莱の豚まんではなく、焼売が大好物なのだとか。東京に戻る新幹線の中で、焼売を食べながらが帰るのが大好きだという。庶民派のビッグカップルが次に向かう店は、ラーメン店という可能性もあるが、テイクアウトで豚まんや焼売を公園で頬張る……なんて光景にも出会えるかもしれない?

(取材・文=鈴木隆祐)

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