脳の機能を最大化!発想力を高めるための生活習慣とは? (1/2ページ)
頭の良さや賢さには誰もが憧れるもの。
ただ、ひと口に「賢さ」といっても、論理的思考力や対人能力、段取り力など、その中身はさまざまだ。
なかでも、ヒトやモノが足りないなかでも有り合わせのものでどうにかしてしまったり、誰も考えつかないアイデアをひねり出したり、思いもよらない解決策を導き出したりする「発想力」は「賢さ」の大きな構成要素だろう。この発想力、生まれ持った才能によるところが大きいイメージがあるが、今からでも高めることはできるのだろうか。
■運動は単なるスポーツではない運動は単なるスポーツではなく、脳をレベルアップさせる手段――
集中力や記憶力といった脳の機能をレベルアップさせる方法を脳科学の見地から解説する『最強脳 ―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―』(アンデシュ・ハンセン著、久山葉子訳、新潮社刊)によると、自分の脳をパワーアップさせるための最大の秘訣は「運動」。もちろん、発想力についても同様である。
これまでも様々なところで運動が脳にもたらす好影響は語られてきたが、運動をすると脳に何が起こるのだろか?
■発想力を高めるために必要な生活習慣は?発想力の話に戻ろう。
本書では発想力を「発散的思考(たくさんのアイデアを思いつくこと)」と「収束的思考(複数のアイデアの中から正しい答をひとつだけ見つけること)」の2つだとしている。どちらが欠けても創造的でしかも有用なアイデアは出てこない。
このうちの「発散的思考」が運動と深く関わっている。脳は一瞬ごとに自分の身の回りの情報を大量に集めているのだが、それら情報のうち、意識まで届くのはわずか。残りは脳の「視床」のはたらきによって捨てられてしまう。
この視床を正しく機能させるために必要なのが運動したあとに分泌されるドーパミンである。発想力豊かに考えたい時は、意識にいつもより少し余分に情報を送らなければならないが、多すぎると考えがまとまりにくいのだとか。