夢を叶える人がスタート時にやることとは? (3/3ページ)

――つまり、「こうなっている」という未来を想像して書き込むわけですね。
知明:そうです。ソフトバンクグループ会長の孫正義さんは「予祝」といって、プロジェクトを立ち上げるときに、そのプロジェクトが成功した未来を想像して最初にお祝いをするそうです。事前に祝杯をあげることによって、そのプロジェクトに対するワクワク感が増して、やり遂げようとなるわけです。
この「わくわくwatchシート」はまさにその「予祝」なんです。マンダラチャートに書いた自分の目標が達成されたら、どんな喜びが自分や大切な人たちに訪れるのかということを事前に考えて、ワクワク感を高めていく。そのステップがあることが、オリジナルの部分だと思っています。
――なるほど、モチベーションを高めていく。
知明:そういうことですね。実際、マンダラチャートって書くのが大変じゃないですか。苦労して埋めたからといって、すぐに変化が起こるわけでもないですから、未来に対するワクワク感を感じにくいですよね。だから、この「わくわくwatchシート」を使って、行動の後押しにしてほしいんです。
――本書には知明さんの「人生設計マップ」が掲載されていますが、やはり作った後の人生の進め方に変化はあったのでしょうか?
知明:変わりましたね。私は経営者で、当時はずっと社長をやっていくのだろうと思っていたんです。でも、どれだけ会社に利益が出ても15年、20年先の自分がまったく見えなくて、不安がありました。
でも、この人生設計マップを作ったことによって、ゴールを決めることの重要さに気づいたんです。そして、社長のゴールとは何かと考えたときに「M&A」という選択肢が出てきて、自分の会社を売却したんですよ。
――人生設計マップを通して、自分のゴールが明確になった。
知明:そうですね。自分の決めたゴールに向かって進んでいこうという人生に変わりました。また、人生設計マップには64個の行動基準が書かれていますが、それに対する情報が日々入ってくるようになりました。日常の見え方が変わったし、こんなにヒントって落ちているんだなと。その意味でも、まったく変わりましたね。
(後編に続く)