元BCGマネジャーが語る「メールに即レスしない人」がダメなワケ (3/4ページ)

新刊JP

表紙

高松:これは思考の速度の問題ではないですね。「人間は無視されるのが一番つらい」ということをわかっていないだけなんですよ。

たしかに、僕は本の中で「即レスしなさい」と言っています。でも、それって「その質問に即返答せよ」ということではないんです。たとえば日程調整のやり取りをしているとして、この相談者の方の場合は、少し時間が経って自分の日程がわかったタイミングで返信するということでしょう?

それはダメです。僕が言っているのは「まだ日程がはっきりしないので、少し待ってください」ということを「即レス」しなさいということなんです。

編:わからないなら、「わからないから少し待ってください」と即レスするんですね。

高松:そう。返信がなく無視されていることが問題なので、返信自体はすぐにしてください。まだ日程が見えないこともあるでしょうし、答えに悩むこともあるでしょう。それであれば「今考えているので、ちょっと時間もらえますか」と返せばいいんです。

だって恋人にプロポーズした時に、何も答えずに黙って帰っていかれたら嫌でしょ(笑)。OKでもNOでも「ちょっと考えさせて」でもいいから何らかのリアクションはしないと相手が困ってしまうわけで、それは早い方がいいですよね。「間」って、空けば空くほど意味を持ってしまうので。

編:それはわかります。そして相手はその間の意味を考えてしまいますよね。

高松:プロポーズの話でいえば「ちょっと考えさせて」とすぐに言われた時はけっこう脈があると思いますが、二年半後に「ちょっと考えさせて」ときたらびっくりするじゃないですか(笑)。

もう一つ、これは日本人があまりわかっていないことなのですが、待たせれば待たせるほど相手の期待値は上がっていくんですよ。

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