お稲荷さんの正体は狐じゃなく人喰い鬼!?稲荷神社にまつわる深い闇 (2/4ページ)
生きたまま人を喰らう鬼神でありながら、荼枳尼天は目を見張るほど美しく、性的魅力も高い神でもあります。そのため荼枳尼天は女神信仰の立役者として、大陸で広く信仰されていました。
そんな荼枳尼天は、空海が日本に真言密教をもたらした際に、一緒に伝来した神とされています。
大日如来に出会い、会心した荼枳尼天人喰い鬼である荼枳尼天のターニングポイントは、大日如来との出会いで訪れます。大日如来は、密教における万物の母です。
そんな大日如来は荼枳尼天に、人喰いを改めるよう申し渡しました。そして大日如来は荼枳尼天に、人間に死が訪れる半年前に、その者の死期を予知する能力を与えます。
大日如来の導きで生きた肉を喰らう鬼から脱した荼枳尼天は、仏道に帰依して改心。人命を奪う鬼神を改めて五穀豊穣の神になり、寺に祀られるお稲荷さんとなりました。
消えることない荼枳尼天の過去しかし荼枳尼天の恐るべき過去を、人々が簡単に忘れることはありませんでした。
