阪神、リリーフ左腕大量補強もブルペン再建は絶望的? 矢野監督の“捕手併用”採用も悪影響か (2/2ページ)

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 また、「投手陣の再整備」ということでこんな懸念も聞かれた。

 「正捕手・梅野隆太郎が国内FA権を行使せずに残留します。安堵した関係者も多いですが、矢野監督は二番手の坂本誠志郎とレギュラーを競わせるつもり。チーム内競争は良いことですが、再び複数の捕手を使い分ける戦略になるかもしれません」(前出・プロ野球解説者)

 “捕手併用”の弊害は投手陣に及ぶ。補強された多くの左投手も混乱してしまうかもしれない。トラ再建はどうなるのだろうか。

 「今年は2月4日に紅白戦を行いました。東京五輪の影響で開幕戦が少し前倒しされたせいもありますが、優勝したヤクルトが実戦に入ったのは15日。来年も早めの紅白戦を予定しているそうですが、『鍛え上げる時間』が少ないのでは?」(前出・同)

 焦りは禁物だ。矢野監督の要望通り、左投手の頭数は増やした。トラが左投手王国に変貌すれば良いのだが、それまで矢野監督は時間をかけて待つことができるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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