プロ野球・原辰徳監督「巨人“壊滅状態”の大惨敗」でFA補強をやめた!「大きな方針転換」の真実

日刊大衆

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「今年は壊滅状態。まったくダメでしたね」

 2021年シーズンは、借金1で3位に沈んだ巨人。巨人OBの関本四十四氏がこう嘆息するように、優勝候補筆頭のはずが、優勝したヤクルト、2位の阪神から11ゲームもの差をつけられた“大惨敗”となった。

 主軸の不振や補強の失敗など敗因は数あれど、特に大きなウィークポイントとなったのは投手陣だった。

「桑田(真澄)がコーチに就任し、先発130球をメドにしていたのに、フタを開けてみれば、みんな80球前後で6回がやっと。しかも7回以降の中継ぎも機能しない。この投手力で日本一を獲るのは無理。明らかに先発投手の枚数が足りないんです。それを中4〜5日で投げさせ、完全に崩壊してしまった」(関本氏)

 弱体化したチームを立て直すため、新たに3年契約を結んだ原辰徳監督(63)だが、今オフはどうも例年とは様子が違う。巨人の“お家芸”とも言えるFA補強で沈黙を守っているのだ。

「結果的に残留したが、今年の注目株だった広島の大瀬良大地(30)、九里亜蓮(30)両投手に、巨人はまったく食指を動かさなかった。宣言した中日の又吉克樹(31)もスルー。実績のあるベテラン中継ぎなんて、喉から手が出るほど欲しいはずなんですが……」(スポーツ紙デスク)

 原巨人がFA補強を見送った理由そこには球団内の“大きな方針転換”があるという。

「今オフから戦力補強に関し、FAから若手育成へと、舵を切ったようなんです。主力選手が軒並み30代と、高齢化が進んでいることが理由のようです」(前同)

 原監督は、なりふり構わぬ大型補強で、常勝軍団を作り上げてきた。それだけに、関係者からは戸惑いの声も上がっているという。

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