山田裕貴「磯丸水産」で夢を語った下積み時代 (4/4ページ)
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しかし、磯丸ラブを表明する、しかも、これだけの大物は今後現れないだろうから、とりあえず今回はそちらをメインにご紹介しよう。
山田は磯丸ではまず、「釜揚げしらすとお葱のサラダ」を一人で二皿平らげ、名物「蟹味噌甲羅焼き」を必ずオーダーするようだ。甲羅焼きを突いては酒を呷り、マネージャーと夢を語らったという。山田が磯丸に入り浸っていた事実は、現に17年のバレンタインデーのこんなツイートからもわかる。
「そろそろ磯丸水産行きたいっす。寂しいっす! ひろみさんと行きましょう! 見てくれてありがとうございます! 5もよろしくお願いいたします」
これはブレイク前の「ぺこぱ」のシュウペイの、以下のツイートに呼応した内容だ。ひろみとは元「第2PK」のひろみのこと。
「闇金ドッグス4やっと見れたー! 安藤忠臣かっけんだよなチクショ!笑 たまに笑うんだよなー( ̄∇ ̄) 山田くん元気してっかなー?」
安藤忠臣とは映画『闇金ドックス』シリーズで山田が演じる主人公の名だ。ちなみに同じ年の7月2日、山田はひろみとその彼女とも温野菜ディナーを楽しんでいる。彼らとはお互い雌伏の時が長かったから、格安チェーンで飲みながら夢を膨らませ、未来を語り合った。そんな積み重ねが俳優・山田裕貴の演技の幅に繋がっているのだ。
(取材・文=鈴木隆祐)