アルマゲドンを生きのびられそう。高山の斜面に埋めこまれた山岳シェルター (1/4ページ)
[画像を見る]
ここにたどり着くことができたら、アルマゲドンを生きのびられるかもしれない。イタリア、アウロンツォ・ディ・カドーレのクリスタッロ山、標高2760メートルのところに、第一次世界大戦中につくられたとんでもないシェルターがある。
東アルプス山脈の一部であり、ユネスコの世界遺産に登録された「ドロミーティ(ドロミテ)」内にあるクリスタッロ山は、3000メートル以上の頂が4つも連なる長いのこぎり状の尾根になっている。
今日でこそ、この山の尾根はアンペッツォ・ドロミテ国立公園の一部になっているが、第一次大戦中は、イタリアとオーストリア・ハンガリーとの激しい戦闘の舞台だったのだ。
・敵の目を盗むため、高山に設置された山岳シェルター
第一次世界大戦中に戦場となったこの地では、イタリア陣営、オーストリア・ハンガリー陣営とも、大砲など大型の武器を設置、互いに陣地の地下にトンネルを掘ったり、山頂を爆破して雪崩を引き起こし、何千と言う死者を出した。
今は彼らが岩を穿って作った地下通路をハイキングすることができるが、驚きと恐怖を禁じ得ないような場所だ。
[動画を見る]
また、山中にはシェルターや掩蔽壕(えんたいごう)がたくさん作られた。その歴史的背景や、ほぼ垂直の崖というとんでもない場所を考えると、この建造物は、間違いなくアルマゲドンを生きのびることができるのではないだろうか。
このシェルターはクリスタッロ山の標高2760メートル地点に作られたものである。