宇宙規模のかめはめ波。太陽に似た星からメガプラズマボールが噴出。大規模なコロナ質量放出 (1/3ページ)
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地球から100光年離れた太陽に似た若い星で、メガプラズマボール(巨大なプラズマの塊)の噴出が観測されたようだ。
それは「コロナ質量放出(CME)」として知られる灼熱のプラズマの塊が放出される現象である。太陽型の星でこれまで観測されたものの10倍以上もの質量で、仮にそれが地球に直撃すれば社会は大混乱に陥ったことだろう。
我々にとっても他人事ではない。この危険なメガプラズマボールは、太陽が噴出する可能性もあり、過去には火星のような惑星の形成にも関係していると考えられるそうだ。
・黄色矮星「EKドラコニス」で観測史上最大の太陽嵐
京都大学をはじめとするグループが観測したのは、地球から111光年離れた黄色矮星「EKドラコニス(EK Draconis)」という星だ。
ラテン語でドラゴン(龍)を意味するEKドラコニスは、1億歳と若い星だが、私たちの太陽とよく似ている。研究グループによると、その姿は45億年前の太陽と同じであるという。
20年冬から春にかけての観測では、太陽で見られるものよりはるかに大きなスーパーフレア(太陽嵐)の噴出が目撃。
さらにその30分後には、何千兆キロという膨大な質量の「コロナ質量放出」が観測された。