「人はどこからでも生き直せる」一人の青年の転落と再生に込めた作家の思いとは (3/3ページ)
――そういった危機感のなさを指摘したかったということですか?
松谷:指摘したかったですし、それに医療関係者の方が一生懸命働いてくださっていることに、感謝の気持ちを込めたかったというのもありました。
――最後に本作をどんな人に読んでほしいとお考えでしょうか?
松谷:老若男女、皆さんに読んでほしいのですが、これまで書いてきた2作は介護と終活がテーマだったので、若い方に興味持ってもらえなかったんです。だから、今作は若い方にも読んでほしいですね。
今作のテーマは「人はどこからでも生き直せる」というものです。そのことを、ぜひ曜の人生の中から掬い取って感じてほしいなと思います。
(了)