物を売るだけが百貨店じゃない。「あえて今、行きたい」を作る方法 (3/4ページ)
担当者として、「じゃあ、どうしたら悩みに気づいてもらえるんだろう?」と考えてイベントや販促の内容を考えています。
「生理=つらいもの」と多くの人が思っている状況を変えることから始めないといけないですもんね、大変すぎる……。 フェムテックグッズって未知な商品だからこそ、実際に使ったり、使った人の話を聞いたりしたいと思っている人は多いと思うんです。それをできるのが百貨店の強みなので、「気づき」から提案している最中です。 百貨店って物を売る、買うだけじゃないんですね……! 今までお客様に寄り添ってきた経験が「ミチカケ」の売り場に反映されているんですね。 接客はもちろん、売り場作りでもお客様に寄り添うことは特に意識していますね。「ミチカケ」で扱う物はまだ広く知られていない物が多いので、身近に感じてもらえるよう、お客様に寄り添うんです。■うまくいかなかった時に支えてくれた人たちへ恩返しをしたい
高橋さんは婦人靴担当だった時に婦人靴売り場内の個人売上No.1を達成したんですよね。セクションリーダーやフロアのサブマネージャーを経て、今はブロックリーダー。順調にキャリアを積み重ねていらっしゃる印象ですが、ご自身が以前から抱いていたキャリア像と今の姿は一致していますか? 元々、契約社員から正社員になりたいとは思っていたので、その夢はかなっていますね。でも、実は1回の試験で社員になれたわけではないんですよ。最初の試験では売り上げ実績もあったので自信があったのですが、結果として落ちてしまった。今では落ちた理由も分かるんですけど(笑)。 とんとん拍子でキャリアアップしたわけではなかったのですね。売り上げだけではなく、百貨店全体で考える視点が必要だったんだと思います。
試験に落ちてしまった時に周りの人たちが支えてくれて、その人たちに恩返ししたい気持ちからマネジメントに携わりたいと思いました。今はその立場にいるので、目標は達成しているかなと思います。
もともといろいろな売り場を経験したいと考えていましたか?そうですね。