健康診断・がん検診、最後に受けたのはいつ?「1年くらい受けなくてもいい」は間違い! (2/3ページ)
医師が警鐘「コロナ禍で、がんの早期発見・がん治療に影響がある」

ジョンソン・エンド・ジョンソンでは、がんの診断・治療を行う全国の医師300人を対象にした調査も行っています。
その調査では、「コロナ感染拡大が、がんの早期発見・がん治療へ影響しているか」という質問に対し、9割以上(91.3%)の医師が「影響していると思う」「やや影響していると思う」と回答しているのです。
またなんらかの症状があった際の受診率を症状別に見ると、約2〜3割の人が心疾患・脳梗塞や脳出血、がんが疑われる症状があってもコロナ禍の影響で受診を控えていたことがわかりました。
早期発見・早期治療が大切だと言われているがんは、発見が遅れると治療が難しくなることも。手遅れになったり治療が長引いたりするのは、誰もが避けたいですよね。
早期発見できれば治療の選択肢が広がる

コロナ禍での受診・検診控えについて、公益財団法人がん研究会有明病院で病院長を務める、佐野武先生にお話を伺いました。
「がん検診はがんの早期発見のために重要です。今回の調査では、検診の受診予定がない方の多くが、『からだの変調を感じないので』あるいは『健康状態に不安はないから』と回答されています。
しかし、がん検診の目的は症状のない人たちの早期のがんを見つけて治すことだということを忘れないでください」(佐野先生)
とは言っても、特に不調を感じていなければ、数年に1回の検診でもかまわないような気がしますよね。ところが佐野先生は次のように語ります。