リアルとは違う。オンラインコミュニケーションに慣れない人へのアドバイス (2/3ページ)
■オンラインコミュニケーションにリアルと同等の成果を求めない
リモートワークでの生産性の低下についての悩みでも声を大にしてお伝えしているのですが、「リモートに適する業務、適さない業務の切り分けが行われず、パンデミック下で強制的に全業務がリモート移行したのだから、生産性が落ちるのは当たり前」という意識を持ちましょう。
実際、2020年頃からコロナの影響もあり活用が一気に進んだオンラインコミュニケーションへの苦手意識は多くの企業サーベイでも出ており、リターン・トゥ・オフィス(RTO)の動きやメッセージも頻繁に見られます。
Teamsなどのオンラインツールを企業に提供する米大手IT企業マイクロソフトが米国の自社社員6万人超を対象とした自社のサーベイでも「社内間のコミュニケーション、コラボレーションに悪影響を及ぼし、従業員の生産性と長期的なイノベーションを脅かしている」というような記載が見られました(※)。
最先端テクノロジー企業の中に限った調査でも「コミュニケーションに悪影響」があるとされるくらいなので、慣れないのは仕方がない。仕方がない! 大事なことなので2度言いました。
■オンラインで気をつける2つのポイント
「やりにくさ」はリアルでのコミュニケーションに比べたら絶対に発生する、ということは前提としつつ、改善に取り組む必要があります。大きく2つのポイントがあるので紹介します。
◇1.テキストコミュニケーションの正確性を上げる
オンライン上では、どうしてもバーバルコミュニケーション比率が下がるので、より「正確に」情報伝達をする必要があります。この時、重視されるのは、メール、チャットなどのテキストコミュニケーションです。
オンライン会議後に簡単な議事メモを送付する、メールでの表現をより丁寧にし、認識相違が発生しないようにする。「これを読めば分かる」状態を作るのは、オンラインコミュニケーションにおいて非常に重要です。