男女の戦いは子宮の中で始まっていた。父と母の遺伝子が栄養をめぐって争っていることが判明 (2/4ページ)
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ちなみに胎児が出す「おねだりサイン」の正体は、へその緒を介して胎盤に伝えられる「インスリン様成長因子2(IGF2)」というホルモンだ。
人間の場合、へその緒に含まれるIGF2濃度は徐々に上昇し、妊娠29週から満期で最大になる。
これは多すぎても、少なすぎてもいけない。多すぎれば赤ちゃんが大きくなりすぎるし、少なければ発育が悪くなる。
赤ちゃんは大きすぎても小さすぎても、お産が大変になる。また大人になってからも糖尿病や心臓病にかかるリスクが高いと言われている。・栄養をめぐって、子宮内で母方遺伝子と父方遺伝子が夫婦喧嘩
『via=ihub" target="_blank" title="" rel="noopener"Developmental Cell』(21年12月27日付)に掲載された研究では、遺伝子操作されたマウスを使って、この「おねだりサイン」が観察された。
そして明らかになったのは、子宮の中で、父方と母方の遺伝子が胎児に与える栄養をめぐって夫婦喧嘩をしているということだ。