部活の練習を欠席、バツとしてピザを完食した学生の両親が激怒 コーチと学校を訴える (2/3ページ)

リアルライブ

練習欠席の罰は、チキンナゲットか、ピザを食べるもので、どちらか選択可能だったと主張。コーチらの代理人弁護士によると、Aは自らピザを選んで食べただけで、Aと両親の主張は真実ではないと訴えているという。裁判は現在も続いている。


 その後、両親と学校側は今後の対応について話し合いを重ねていたようだが、内容はまとまらず。最近になって、両親は当時のコーチ6人と学校に対し、慰謝料、懲罰的損害賠償、弁護士費用など、計約14億円を求めてオハイオ地方裁判所に提訴したという。学校側は、「訴訟自体は何のメリットもない。裁判で学校側の主張を訴えていく」と各社の取材に対し回答している。

 なお、この騒動が原因でAは、同級生やチームメイトから嘲笑され、脅迫を受けたため、別の高校に転校済みだという。

 このニュースが世界に広がるとネット上では、「ピザの強要ではなさそう。コーチは選択肢を与えている」「ピザを食べた男子高校生が悪い。自分の宗教事情くらい分かっているだろう」「イマドキの部活動は、練習をさぼった罰がファストフードなのか? 腕立て伏せ100回とかじゃないのか」「おかしな罰を与えるコーチらはクビにして正解」「練習サボって罰を受けた生徒が、腹いせにコーチに復讐したのでは?」「両親は典型的なモンスターペアレンツ」「話をややこしくしたのは両親。お金が欲しかったか」など、様々な声が上がった。

 本件は生徒とコーチ側の主張が異なっているが、決められたルールを破れば、指導するのは先生やコーチの役目だ。生徒に罰を与えるときは、より慎重に対応したほうが良さそうだ。

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