「自宅の鍵を探し求め、酔って街をふらつく私。知らない若者に声をかけられ、オヤジ狩りかと思ったら...」(東京都50代男性) (2/3ページ)
「ペットボトルの水を...」 
私は内心、「変なのに絡まれたなぁ」と思いましたが、こんなに酔っていては、走って逃げることも出来ません。
「大丈夫なので、ほっておいて」と私は返事をしたのですが、その若者は、
「そこで少し待ってて!」
といって、目の前のコンビニに走って行きました。そして、すぐに戻ってくると、
「おじさん、これ飲んだほうがいいよ!」
と、ペットボトルの水を手渡してくれたのです。
「大丈夫?」と声をかけて背中を...その水をありがたく頂戴したのですが、一息ついたら酔いが回っていたのもあり、道端に吐いてしまいました。
そんな私にも若者は「大丈夫?」と、声をかけて私の背中を優しくさすってくれました。
水の代金を払おうとすると、
「俺のおごりだから」
といってお金を受け取りません。おまけに通りでタクシーを捕まえてくれて、タクシーに乗せてくれました。
実は最初、若者を見た時に、「オヤジ狩りに会ってしまったのか?」と思っていたのです。しかし、行為は親切そのものでした。人は見かけによらないものだと思い、大変感謝したのを覚えています。
今はコロナ禍で新年会も大人しくなりましたが、毎年この時期になると、心優しいあの若者のことを思い出します。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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