視覚障害者が視覚障害者の為に起業したITサポート事業 『ブラインドITヘルパー』開始のお知らせ (3/5ページ)

バリュープレス


 独立・開業し、視覚障害者向けのIT講師として活動する中で、自らが感じたITの力・光を、同じ課題や悩みを持つ当事者にも届けたいと強く考えるようになりました。
 パソコンボランティア等を利用することで、文字入力や基本の操作を教えてくれる機会があっても、その先の日常生活や就労の場で実践的にパソコンやスマホを使いこなすことは難しい。支援するソフトウェアや周辺機器があっても何を選んでどうすればいいかわからない。IT機器と視覚障害者、両者の間の課題は技術が進歩しても変わらず、むしろ進歩と共にはっきりと浮き彫りとなっています。
 当社は、岸本が掲げる「当事者だから当事者の為に」という想いのもと、有志による支援や福祉的な支援の先に必要な、一歩踏み込んだサービスを提供し、全国の視覚障害当事者が抱える日常生活や就労でのITにおける課題に、お客様と同じ目線で取り組む為に『ブラインドITヘルパー』を開業しました。

■サービス概要
 デジタル社会に誰一人取り残されることがないよう、視覚に障害があっても『使える』『使いやすい』ようにパソコンやスマホを設定・調整・サポートをします。また、視覚障害者専用に設定を施した機器の販売を行います。
 一口に視覚の障害といっても、一人ひとり障害特性もIT機器への理解度も違います。
 当社では長年のITサポートの経験を持ち自身も重度の視覚障害を抱える代表と福祉相談の経験豊富な晴眼者のスタッフが協力して、「どうすればお客様の希望が叶うか」をお客様と共に考え、課題解決をお手伝いします。
 パソコン・スマホのトラブルの解決や利便性の向上だけでなく、お客様の「困りごと」を解決し、「もっと使いこなしたい」と思えるように、同じ当事者だからこそ同じ目線で、提案・サポートいたします。
「視覚障害者が視覚障害者の為に起業したITサポート事業 『ブラインドITヘルパー』開始のお知らせ」のページです。デイリーニュースオンラインは、パソコンサポート障害福祉障がい者福祉障害のある方福祉用具ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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