トンガの噴火で犬の保護活動を行っていた女性、犬を救おうとして津波に流される (2/4ページ)
赤十字の報告によると、未曽有の災害により8万4000人が影響を受け、現時点で死亡が確認されているのはトンガ人3人とイギリス人女性1人だ。
このイギリス人女性アンジェラ・グローヴァーさん(50歳)の遺体は、津波発生から2日後の17日に、トンガで一緒に暮らしていた夫ジェイムズさんによって発見された。
トンガで犬の保護活動を献身的に行っていたアンジェラさんは、津波襲来時、犬たちを救おうとして一緒に流されてしまったようだ。ジェイムズさんは、木にしがみついて難を逃れた。
アンジェラさんの死を確認した兄のニック・エレイニさんは、移住先のオーストラリア・シドニーから急きょイギリスに戻り、家族と共にアンジェラさんの死を悼んだ。[画像を見る] ・トンガで夢を叶えたアンジェラさんの人生
イングランド南東部イースト・サセックス州ブライトン出身のアンジェラさんは、小さい頃から動物を愛し、海が大好きで、クジラと一緒に泳ぎたいという夢や、トンガのような自然溢れる国に住みたいという夢を持っていたという。
ロンドンの広告業界で働いていたアンジェラさんが、トンガに移住したのは2015年。ちょうどこの時、夫となるジェイムズさんと結婚した。
2人でトンガに移住し、ジェイムズさんは現地でタトゥー店を開業。タトゥーアーティストとして、ビジネスは好調だったようだ。
一方、アンジェラさんはトンガで動物福祉協会を設立。従来、動物好きだったアンジェラさんは、特に犬への愛情が深く、現地の野良犬の保護やリハビリを献身的にしていた他、犬たちに永遠の家を探す活動を積極的に行っていた。