「マウンティング」に「自分語り」…自分を偽る人の特徴は? (1/2ページ)
「自分の性格の好きなところ」と聞かれて、いくつ答えられるだろうか。
普段あまり考えないことだから、ぱっと答えが出てこないかもしれない。
では、「自分の性格の嫌いなところ」は?
こちらの方がすらすら出てくる人が多いはず。
「すぐ不安になる」
「嫉妬深い」
「優柔不断」
嫌なところも含めて自分なのだから気にせず生きればいいのに、どこかで自分の性格を引け目に感じてしまう。特に、仕事やプライベートでトラブルを抱えている時ほど、自分のマイナス面ばかりが目に入る。
『不安が覚悟に変わる 心を鍛える技術』(秋山ジョー賢司著、ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)は、自分で好きになれない自分の心の性質を把握し、飾らず、虚勢を張らず、嫉妬せず、ありのままの自分で堂々と生きるメンタルの作り方を指南する。
思えば、自分の性格が好きになれないのは、どこかに「こうあるべき(こんな人でいたい)」という「理想の自分」がいて、その理想に近づこうと自分を偽って生きているからかもしれない。リーダーになってしまったから自分の思うリーダー像を体現すべく、強くて決然とした人間を演じてはいるものの、演じれば演じるほど本来の性格である優柔不断さが強く自覚されてしまう、という例がわかりやすいだろう。
本書によると、そのように自分を偽る傾向には5つのタイプがあるという。
・尊敬されたいモード
人の上に立つ人に多い。「尊敬してもらいたい」「自分についてきてもらいたい」といった思いから、叱るべきところで叱ることができず、変に下手に出てしまう。いいかっこしいであり、謙虚なわけではない。
・優秀さの証明モード
「自分は認められていない」と考えている人に多い。自分の優秀さを認めてもらいたいばかりに、周囲に対して自分のやり方を押しつけたり、自分の成果を過剰にアピールしてしまう。