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　猫を飼っている人なら知っていると思うが、猫はテーブルの上のものを落とすのが好きな個体が存在する。物理法則の実験を行っていると私はにらんでいるわけだが、この猫の行為が犬を喜ばせることもある。

　飼い主はテーブルの上にお菓子を置く。すると猫は当然のごとく落とす。すると、落としたお菓子をありがたくいただく犬の姿が。

　猫も喜び、犬も喜ぶ一石二鳥な供給システムなのだ。

・落としたい猫、食べたい犬の願いが同時に叶う方法
　猫は落としたい。物理学が好きな猫は、万有引力の法則について並々ならぬ関心を持っているのだ。だもんだから、テーブルの上に置かれたものは落としてみる。落下速度などを算出したいんだろう、きっとそう。

　そして犬は食べたい。食べられるものがそこにあれば、とにかく食べるのが楽しな犬もいる。

　そんな両者の思惑が図らずも一致する方法。それは高いところに犬の食べられるものを置き、そこから猫に落としてもらうことだ。

　そこで飼い主は猫が乗っているテーブルの上にお菓子を乗せる。するとどうでしょう！猫落とす➡犬食べるのシステムが見事に構築された。

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　猫、落とす→→→犬、食べる。永久機関の完成だ。猫が犬を餌付けしているように見えなくもない。