失われた髪は取り戻せるのか?薄毛・無毛治療研究の最前線 (3/4ページ)

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 幹細胞を使ったハゲ治療も同じような試みだ。先述したdNovo社のほかに、Stemson社が製薬企業アッヴィ社から約25億円の資金を調達するなど、研究は着々と進められている。

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・実用化はまだ先。大げさな宣伝に注意
 ただし、今の段階では大袈裟な宣伝に気をつけなければならない。カリフォルニア大学のポール・クノープラー氏は、「効果を保障するような広告には気をつけてください」と話す。

 最新技術のおかげで、薄毛治療実現へ向けて少しずつ前進しているかもしれないが、実用化までまだまだ先は長い。その一方で、薄毛を治せると語る人たちがたくさんいるのだという。

 しかし、科学者として「現時点でそれが上手くいくと保証できないほどにリスキー」なのが現状だと、クノープラー氏は説明する。

 また仮に治療できるようになったとしても、最初はかなり高額である可能性が高い。

 ハーバード大学のカール・コーラー教授は、「髪を取り戻すために、人々は相当頑張るでしょう。でも最初は、オーダーメードのようなプロセスで、非常に高額でしょう」と話す。

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・オルガノイドで毛幹を再生するというアプローチも
 そう話すコーラー教授は、「オルガノイド」で毛幹を再生するというまた違ったアプローチを採用する。
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