18分ごとに膨大な電波を放出する未知の天体を発見 (3/5ページ)
マグネターもまたパルサーの一種だが、極端に強い磁場が特徴だ。質量の大きな星が崩壊して残された死んだ核で、太陽の2.3倍の質量が直径20キロの球状のわずかな範囲に詰め込まれている。
その磁場は普通の中性子星の1000倍。地球との比較なら1000兆倍もある。そんなものがどのようにして形成されるのか不明だが、パルサーから進化した可能性はある。
もしもGLEAM-Xが超長周期マグネターなのだとすれば、時間が経つうちに自転速度が減速したのかもしれない。しかし、これまで超長周期マグネターは検出不可能ともされてきた。
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・高速電波バーストの正体である可能性も
じつはこれは高速電波バースト(FRB)の正体であるとも考えられる。前触れもなく凄まじいエネルギーを放出するFRBの正体について、マグネターではないかという説がある(関連記事)。
だが、これまでFRBが観測されてきた場所は、若いマグネターがあるはずのない場所であった。しかし超長周期マグネターならばこの矛盾をうまく説明してくれるかもしれない。
別の可能性としては、「白色矮星」がGLEAM-Xの正体とも考えられるが、今のところは超長期マグネターであると考えた方が整合的であるようだ。