コロナ下の挑戦!醸造体験ができる清酒バーで城下町を活性化 (2/3ページ)

バリュープレス



取組に至った背景
清酒の国内消費量の減少は加速しており、50歳以下の世代の酒類消費量に占める清酒の割合は2%台に過ぎない。料理屋、割烹といった和食店や和食を中心に据えた居酒屋は激減。家庭では米も日本食もあまり食べず、食中酒としての清酒の居場所がなくなった。更にコロナ禍が加わり清酒の出荷量は激減。
コロナ禍は早晩終わる。何とか日本民族の酒である清酒を残せないか考えたところ、清酒に親しめる場所が身近にあることが新しい清酒ファンを作る近道と考え、柳町醸造所建設に思い至った。
一方、地方都市は人口減で疲弊しており、その活性化の中核施設として貢献できることも背中を押してくれた。大和郡山はかつて大和・和泉・紀伊三カ国百万石を治めた城下町で、一定の観光客もある。金魚の養殖が盛んで全国金魚すくい選手権大会を開催している。柳町醸造所は、染物体験ができる「箱本館」や金魚すくいができる「こちくや」(いずれも紺屋町)のそばに位置し、城下町観光の黄金ルートにある。

その他の取組
弊社では数年にわたり三代目桂花団治による落語会を江戸時代に建てられた米蔵で開催しており、今後は柳町醸造所で行う。又、各種文化団体のイベント会場としても提供し、城下町の賑わいに寄与する。
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