字、氏、名字、姓、諱…長すぎ?昔の日本人は最大で5つもの名前の種類があった (2/3ページ)
以下でそれぞれについて詳しくご紹介していきます!
通称または字(あざな)とは?通称には、生まれた順番などによって決められた名前や役職などが使われたそうです。そして、男性の場合は字(あざな)と呼ばれる中国風の名前が使われることもありました。
通称とはいえ、以下でご紹介する諱(いみな)は呼び名として不適切であり、名字だと紛らわしかったことから、通称が呼び名として相手を呼ぶ際に用いられました。
氏(うじ)とは?氏(うじ)とは、同じ先祖の血族集団を表す名称でした。一族を表すものでしたが、同じ名を名乗る人が増えてきたため、名字が登場しました。
名字とは?名字は、その人がどの家の人物なのかをより細かく表しているものとなります。
姓(かばね)とは?姓(かばね)とは、その人の地位を表す名前です。ちなみに、氏と姓は古代の大和朝廷のころに作られた制度とされています。当時、姓は、朝廷内におけるその人の地位を表していました。
諱(いみな)とは?最後にご紹介する諱(いみな)は、言葉こそ聞きなれないものだと思いますが、現代の「名前(本名)」にあたるものが諱でした。『忌み名』にも繋がることから、気軽に他人から呼ばれるものではありませんでした。
また、特に女性はこの諱を結婚相手にしか教えなかったようです。その理由は、この諱がその人の霊的人格と結びついていると考えられたため。
同じ理由から、誰かを呪ったりするときには諱が用いられたそう。
わかりにくい!ならば実例で紹介!ここまでご紹介してきた5つの種類ですが、実例を見ないとなかなか理解できないかもしれません。有名な歴史上の人物を見てみましょう。
