お役所仕事がすぎる!平安時代、村上天皇の即位式で門が開かなかった理由とは? (2/4ページ)

Japaaan

そこには門の開閉を管理する伴(とも)氏佐伯(さえき)氏もちゃんと待機しているのに、一体どういうことでしょうか。

ちなみにここで言う氏(うじ)とは個人名(敬称)ではなく、その職掌を司る一族(から選出されて仕えている者)を言います。

「このハレの場に門を開けぬとは、お前たちは一体どういうつもりか!」

咎められた伴・佐伯の両氏ですが、彼らは悪びれもせずに答えました。

「我々は存じません」開かぬ門を見ぬふりの伴氏・佐伯氏(イメージ)

「そうは仰いますが、実際に門を開けるのは門部(かどべ)氏の仕事であって、門部の手配は私どもの管轄外です」

「だからと言って、定刻になっても門が開かぬことについて何も思わぬのか!臨機応変に対処せんか!」

「はいはい」

……それから長い時間が過ぎて、ようやく門が開きました……が。東扉は開いたものの、西扉は閉じたままです。

門の管理については内裏から向かって西側(右側)が右衛門府、東側(左側)が左衛門府の管轄となっています。

「いったい右衛門府は何をやっておるのか!」

さっそく右衛門府を問い詰めますが、こちらもまたいけしゃあしゃあと答えました。

「お役所仕事がすぎる!平安時代、村上天皇の即位式で門が開かなかった理由とは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、村上天皇平安貴族平安時代カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る