ユーキャンフライ!?宇治川合戦で「空を飛んだ」坂東武者・大串次郎の先陣エピソード【鎌倉殿の13人】 (2/4ページ)
空を飛ぶ大串次郎。落合芳幾「木曽征伐宇治川大合戦之図(左上部分を拡大)」
(いや、絵画だからどうとでも描けるとか、そういう話ではないようです)
溺れかけた重親を……時は寿永3年(1184年)1月20日。都から平家一門を追い払ったものの、乱暴狼藉が過ぎた木曾義仲を討伐するべく源範頼(みなもとの のりより)と源義経(よしつね)が出陣。
京都の防衛線である宇治川を挟んで両軍が対峙、やがて源氏方の武者たちが一斉に渡河を始めました。
しかし、みんながみんな水練の達者ではなく、中には上手く泳げずに溺れてしまう者も現れます。
「ガボゴボ……助けてくれぇ!」
大串次郎もそんな一人だったらしく、死に物狂いで近くにいた畠山重忠(はたけやま しげただ)の馬にすがりつきました。
大人しくつかまっていれば沈みはしないものの、なにぶん慌てているものだから暴れてしまって大変です。