孤児の赤ちゃんサイとシマウマが施設で出会い、深い絆を結ぶ (1/3ページ)
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動物界を見ていると、異種であっても心を許しあう仲間になれることがよくわかる。お互いに悲しい境遇を持っていれば、その結びつきも深いものとなる。
去年の冬の同時期に、南アフリカのクルーガー国立公園でサイの赤ちゃんとシマウマの赤ちゃんが発見された。
両方とも孤児で、非常に衰弱していた。施設の集中治療室で出会った両者は、お互いに励まし合い、寄り添いながら危険な状態を乗り越え、今では姉妹のような絆を育んでいるという。
・生まれて間もないサイの赤ちゃんが瀕死の状態で発見される
去年の12月、南アフリカのクルーガー国立公園で、まだへその緒がついた、生まれて間もないサイの赤ちゃんが発見された。母親は近くにいなかった。
生後12時間ほどと推定されたサイは、とても弱っていて命の危機に瀕していた。早急に治療を行う為、ヘリコプターでサイの保護区『Care for Wild Rhino Sanctuary』へと空輸された。[画像を見る] デイジーと名付けられた赤ちゃんサイは、保護区内のICU(集中治療室)でスタッフによる24時間ケアが行われた。
デイジーは、生まれてすぐに母乳を飲むことが叶わなかったようで、免疫力が低下しており、体温も低かった。スタッフは、1時間おきにデイジーにミルクを与え、献身的な治療と世話を続け、容態を見守った。