【浮世絵で見る】いよいよ梅の見頃!江戸っ子を楽しませた亀戸と蒲田の二大梅屋敷 (2/3ページ)
『東都三十六景 亀戸梅やしき』歌川広重(国会図書館デジタルコレクション)
しかし江戸時代、人々が梅見を楽しんだのは亀戸天神ではなく、神社の近くにあった屋敷だった。
呉服商 伊勢屋喜右衛門の別荘であったその屋敷 清香庵には、300本もの梅が植えられ、名所として賑わい梅屋敷と呼ばれるようになった。
中でも、まるで竜が地を這っているような形から、「臥竜梅(がりゅうばい)」と名付けられた木は、歌川広重の『名所江戸百景』にも描かれ、梅屋敷の中で最も有名な梅だった。