天才物理学者スティーブン・ホーキング博士が残した黒板が公開される (3/5ページ)
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image credit:Sarah Lee via Science Museum Group
・ホーキング博士が語った宇宙
ホーキング博士が一躍有名人になったのは、『ホーキング、宇宙を語る』が出版された1988年のことだが、すでにそれ以前に重要な業績を残している。
たとえば彼は、博士論文のテーマとしてブラックホールが形成されるプロセスを取り上げ、それを逆転させるという大胆な考察を行っている。ここからは宇宙は時空の一点から爆発して誕生したに違いないことが示されている。
さらにその後の研究では、ブラックホールはそれほど黒くはなく、完全に蒸発して消えてしまうまでは宇宙に熱的な放出(ホーキング放射)をすることも示した。
「ホーキング博士は、ブラックホールを道具として使い、より大きなものを理解しようとしました」と、レオン氏は話す。