古代エジプトのミイラ作りの材料が大量に発見される (3/4ページ)
このエリアは王族ではなく、それなりの重要人物の墓が集中しているのがわかる。
アブシールの遺跡には、14のピラミッドもあり、これらは当然のことながら、王族の墳墓だ。最近発見された墓よりもかなり早い時期の第5王朝(紀元前24~25世紀)頃に建造されている。
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アブシール遺跡のニウセルラー・イニとネフェリルカラーのピラミッド
/ image credit:Chanel Wheeler / WIKI commons・壺の中の材料の成分はこれから行われる予定
陶器の壺の中から見つかった材料の成分は、まだはっきり特定できていない。遺体を保存するのに、多くの材料が配合されただろうが、基本は塩とナトロンだ。
また、薬草と花が腐敗臭をごまかすために使われた。壺の中身を詳しく分析するため、さらに研究が進められる予定だ。
チェコの研究チームのムハンマド・ムジャヒド博士は、この地域の発掘調査は2022年も引き続き行われると断言している。
研究チームヘッドのミロスラフ・バルタは、この発掘は、古代エジプト社会がエジプト人独自のアイデンティティを守るため、新たな方法を模索していた時代の古代遺物を発掘する長期プロジェクトの一環だとしている。