映画の予告上映中、携帯使用を注意された男が逆ギレ 口論の末射殺した71歳元警官の男を逮捕 (1/3ページ)
映画鑑賞は、家族でもカップルでも、友達同士でも楽しめる、高い人気を誇る娯楽だ。このほど、映画鑑賞中に携帯を使ったことが原因で殺人事件が発生した。
アメリカ・フロリダ州の映画館で、携帯電話の使用をめぐり口論となった男性を射殺したとして、殺人罪で起訴されていた男の裁判が始まったと、海外ニュースサイト『CBS』『New York Post』などが2月14日までに報じた。
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報道によると2014年1月13日、当時43歳の男性Aと当時33歳の妻は、同州のシネコンを訪れた。Aと妻は劇場に入り、シートに座ったという。映画の本編前に上映される予告とCMが流れるなか、Aは携帯を使い、メールを打っていた。Aの後ろの席に座っていた当時71歳の男は、携帯画面が気になりAに声をかけ、携帯の使用を注意したという。
近くにいた目撃者の証言によると、Aは「娘のベビーシッターにメールをしている。失せろ!」と男に返答し、携帯を使い続けたそうだ。男は席を立って劇場の外へ。数分後、男は再び席に戻ってきたという。このとき、男は劇場のマネジャーに、Aのマナー違反を報告したそうだ。
男が着席したところ、Aは振り返って「私を追い出す気か?」と男に言ったそうだ。直後、ポップコーンが宙を舞ったと目撃者は話している。Aは男が持っていたポップコーンをつかんで、男に投げつけたとみられる。これに男は激高し、持っていた銃でAを撃ったという。Aは胸を撃たれ出血多量でのちに死亡。隣にいた妻の左手にも銃弾が命中したが、命に別状はなかったそうだ。
警察がすぐに駆けつけて男を現行犯逮捕した。男は定年退職済みの元警察官だそうだ。男は高齢だったこともあり、事件発生から半年後、保釈金を払って釈放されている。男は第二級殺人罪など複数の容疑で、在宅起訴された。
裁判は新型コロナの影響もあって延期を重ね、事件発生から8年後の2022年2月14日に初公判を迎えた。男はAを撃ったことを認めているが、殺意は否認。