妊娠7カ月の妻を崖から突き落とした夫が逮捕、現場は人気観光地 保険金目当ての殺害か (1/3ページ)
夫婦間で起きる殺人事件は多いが、ある国では巧みな方法で妻を殺害し保険金をだまし取ろうとした悪質な夫がいる。
トルコ・ムーラ県で、40歳の男が自撮りをしようと誘って崖から32歳の妻を突き落として殺害し、その後、多額の保険金を受け取ろうとしていた事件の裁判が行われたと海外ニュースサイト『Mirror』と『The Daily Star』などが2月18日までに報じた。事件当時、妻は妊娠7カ月だった。
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報道によると2018年6月、男が妻を誘い2人は「バタフライバレー」という県内で人気の観光スポットを訪れたという。バタフライバレーは渓谷で、崖から望むターコイズ色のビーチが魅力の一つだ。
男は自撮りをしようと妻を誘って崖の際まで行き、2人は約3時間そこに座っていた。約3時間後、人が少なくなると、男は周りに誰もいないことを確認して妻を崖から突き落としたという。一部報道では、事件現場となった崖で2人が自撮りをしている写真が残っていることから、男が自撮りをしようと誘って妻を突き落とした可能性があるとしている。
妻は突き落とされて死亡した。警察は事件と事故の両方で捜査をしていたが、男が妻の保険金の受取人になっていることや、目撃者の証言などから男を逮捕した。男は妻の保険金の唯一の受取人で、事件直後に保険金の全額に当たる40万トルコリラ(約334万円)の支払いを保険会社に請求している。保険会社が警察から事件性があると報告を受けたため、保険金は支払われていない。なお『Mirror』によると、事件前、男は妻の名前で銀行から7件の融資も受けていたそうだ。
2022年2月に裁判が行われ、複数の目撃者の証言の詳細が明らかになった。家族でバタフライバレーに観光に来て、たまたま男が妻を突き落とす場面の動画を持っていた男性の目撃者Aは、動画は自身の娘が撮影したもので、男と妻が傾斜が急な危険な場所を降りる場面が映っていたと証言。