「ニッポンの国民食」ラーメンが47都道府県別カップ麺に!「インスタントなのにこんなにうまい」「バラエティ豊富」の全国激ウマカップ麺

日刊大衆

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 近年、技術の革新により、本場の味を見事なまでに再現した「ご当地カップ麺」が急増している。

 その中から、『週刊大衆』編集部が有識者を集めて結成した「日本大衆メシ審議委員会(JTMC)」が決定した各都道府県の代表カップ麺と、絶品ランキング上位十傑を紹介しよう。

 女優の松坂慶子安藤サクラが出演した連続テレビ小説まんぷく』(2018年)で描かれたように、カップ麺は日本で誕生し、今では世界で人気の国民食となっている。

 食べ歩き歴25年、ラーメンライターの木村拓氏は、最近のご当地カップ麺事情を、このように語る。

「コロナ禍により、各地のラーメンを手軽に食べられるカップ麺の需要が高まりました。また、根室・釧路ラーメンや庄内ラーメンなど地元民が普通に食べていた隠れた逸品が発掘され、カップ麺化されたことで、相乗効果も生まれています」

 それではさっそく、ベスト10の発表に移ろう。まず、第10位には『ニュータッチ 凄麺 佐野らーめん』(栃木県・ヤマダイ)がランクインした。

「本格的な味を追求した『凄麺』ブランドの『ご当地シリーズ』。どこか懐かしさも感じられる醤油味のスープに、平打ち麺の組み合わせが絶妙です」(グルメライター)

 続いて第9位は、『長崎ちゃんぽん』(長崎県・マルタイ)だ。

「ちゃんぽんらしく、野菜がたっぷり入っているのがうれしい。スープの濃厚さ、野菜のうま味が、しっかり出ていて満足度が高い商品」(前出の木村氏)

 こちらは、1976年に誕生した“元祖”にして、超ロングセラーなのだ。

 第8位に選ばれたのは、『ニュータッチ 凄麺 奈良天理スタミナラーメン』(奈良県・ヤマダイ)である。

「豆板醤、ニンニクが効いたピリ辛系醤油味スープがいい。また、大きめの白菜がどっさり入っていて、その食感や風味が本物っぽい」(グルメ誌編集者)

■日清のラーメンは抜群の信頼度!

 “世界初のカップ麺”を生み出した、あのメーカーも負けていない。第7位には『麵NIPPON 八王子たまねぎ醤油ラーメン』(東京都・日清)が入った。

 カップ麺ブログ「本日の一杯」を運営し、年間実食数が1000杯を超えるtaka :aこと大石敬之氏は、こう評す。

「発売当初からリニューアルを繰り返していますが、スープに多めのラードが使用されており、依然として油の香ばしい風味がウリです。濃い口醤油味で、コッテリながらクドくない。タマネギの甘さ、油の香ばしさなど、かなり計算されていて、オーソドックスながら新しさもあります」

 第6位には、『ニュータッチ 凄麵 徳島ラーメン醤油とんこつ味』(徳島県・ヤマダイ)が選ばれた。『凄麵』シリーズの躍進が続く。

「醤油がメインの醤油とんこつ味。とんこつ自体は重くなく、後味スッキリで甘味が感じられます。そして、なんといっても別添の卵黄ソースです!」(前出の大石氏)

 通常、徳島ラーメンは、生卵がトッピングされる。「それを見事に再現しています。この商品は現在の徳島におけるトレンドを意識した味だと思います」(前同)

 第5位は『岐阜タンメン』(岐阜県・寿がきや)。「豚肉、白菜、キャベツ、ニンニクからうま味を抽出し、塩系スープと合わせている」(ラーメンブロガー)

 この『岐阜タンメン』はバラエティ番組『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)の人気企画「ご当地カップ麺No.1決定戦」で、第1位に選ばれた実績もある。

 続く第4位には『銀座香味徳監修 鳥取ゴールド牛骨ラーメン』(鳥取県・寿がきや)が選出された。

「麵はノンフライ麵でコシが強く、しっとり。特徴的なのは油の甘さです。カップ麺はゴマ油やラード、植物油を用いるものが多いんですが、こちらは牛脂を使用しています。低温で、じっくり炊いたクリアな牛骨スープもさることながら、この牛脂のインパクトが強烈です」(大石氏)

「香味徳」の創業は1949年。実に70年以上も愛されている老舗なのだ。2月28日発売の『週刊大衆』3月14日号では、ご当地ラーメントップ3を大発表!

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