PMSと片頭痛をそのままにしないで。働く女性が輝くために必要なこと (2/3ページ)
PMS症状を有し、何らかの対処行動がある人、または今後対処意向がある人のうち、その症状がPMSと自覚していた人は約30%。また、PMSの内容まで知っていても、自分の症状がPMSと自覚していた人は半数程度で、ほとんどがPMSの症状であるという理解ができていないというのが現状です。
■婦人科は女性のライフプランニングパートナー。まずは相談を
近年、フェムテックが盛んになっていることでPMSも少しずつ注目されるようになってきました。まずは自分の体調の変化を記録し、認識することでヘルスケアに対する意識を高めることが大切です。その上でセルフチェックやアプリなどのセルフフェムテックは役に立ってくれますよ。
また、セルフケアで改善を図るだけではなく、気軽に婦人科へ相談をすることも重要。PMSを治療できることをよく知っている人は13%しかいないのだとか。病院ではPMSかどうかを診断した上で、生活指導とともに最適な治療法を相談できます。
月経は毎月のこと。知っていれば、病院に行って違う人生になっていたかも……と後悔する前に、つらいことが当たり前と思わず病院に行ってみましょう。自分の持っている特徴や病気を知ることでライフプランニングが可能になります。婦人科は女性のライフプランニングパートナーなのです。
■「たかが頭痛」でQOLが低下することも
次に、頭痛外来の五十嵐先生から「女性と片頭痛」についての講演が行われました。
多くの人が悩む頭痛。頭痛には「一時性頭痛(頭痛持ちの頭痛)」と「二次性頭痛(病気の一症状としての頭痛)」があります。一時性頭痛の片頭痛と緊張型頭痛の有病者は併せて世界で30億人と言われているそう。
中でも15~49歳の女性に多く、日本人の約4割は頭痛持ちなんだとか。頭痛の度に寝込んでしまうなど、頭痛が日常生活に支障をきたしている人は74%という調査結果もありますが、その一方で頭痛でも仕事や学校を休まない人が7割近く、受診歴が無い人も7割いるそうです。
一時性頭痛の中でも片頭痛は女性に多いと言われていますが、これにはホルモンと遺伝子が関係している可能性があります。