PMSと片頭痛をそのままにしないで。働く女性が輝くために必要なこと (3/3ページ)

マイナビウーマン

五十嵐先生が2009年に行った調査によると20代~40代女性の27%が月経時に頭痛を感じているそうですが、それがどういう頭痛か調べると、65%が片頭痛の可能性ありだったそう。片頭痛を生理痛の一種だと思っている人が78%で、「生理痛だから仕方ない」と、諦めて受診しない人が多いようです。

月経に関連した片頭痛はエストロゲンの変化が原因にもなっており、「長い」「強い」「薬が効きにくい」などの特徴も。性成熟期の女性に多く、重度の頭痛が起こる度に頭痛薬を使っていると薬物乱用頭痛になってしまうこともあるんだとか。頭痛はQOLの低下にもつながっているのです。

■セルフチェックと専門医への相談で、女性が輝ける社会に

健康な生活を実現させるためにも、まずは自分自身で頭痛を知ることが大切です。例えば、片頭痛は頭痛の予兆を感じる人が多い病気。どんな状況で頭痛が起こるか記録をつけることで、頭痛を減らすこともできます。

普段から頭痛薬を使用している人は、薬物乱用頭痛を防ぐためにも頭痛外来の受診がおすすめです。「一週間に2日以上、鎮痛剤を飲んでいる」「今まで使っていた薬が効かなくなった」「頭痛が長引く」「頭痛で困っている」といった項目に当てはまる人は早めに受診しましょう。

頭痛外来を受診する人はまだまだ少ない状況がありますが、多くの頭痛はコントロールできる上に、片頭痛には新しい治療法があります。まずは自分の頭痛のタイプを知り、自分にあった薬を適切なタイミングで使用すること。そして頭痛の専門医に気軽に相談することで頭痛に悩む日々を少しでも改善できるかもしれません。

PMSと頭痛はどちらも“女性が輝く社会”を実現するために多くの人・企業が関心を高め、対処することが求められている病気です。女性の健康週間に、まずはセルフチェックから始めてみてはいかがでしょうか。

(取材・文:照井絵梨奈/マイナビウーマン編集部)

「PMSと片頭痛をそのままにしないで。働く女性が輝くために必要なこと」のページです。デイリーニュースオンラインは、女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る