第二次世界大戦中の「東京大空襲」から77年。今こそ過去の戦争を知ろう (2/2ページ)

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アメリカ軍の爆撃機B-29が焼夷弾を積んで日本本土まで飛んで来れるようになったのです。

民意によって開戦された事実

これは裏を返せば、日清日露含め太平洋戦争後期までは民間人への空襲はなかったという事を示しています。

多くの国民は、戦争によって目の前で自分の家や近所の人々や自分の命が失われる未来など予想もしていませんでした。だからこそ、当時の日本世論は太平洋戦争開戦を支持したのです。

今では考えられない事ですが、当時は国益のために開戦を支持した日本国民が多数派でした。たとえそれが政治による選択であったとしても、国民がそういう政治を選んでしまったのは事実なのです。

国民一人一人が戦争の実体を見つめよう

国民が戦争の残虐性を知らなければ、利益に目が眩み、誤った道に進んでしまう事もあるでしょう。権力のある人間でなくても、世論が多数派になれば良い方にも悪い方にも路線変更させる力を持つのです。

国民一人一人が過去に起きた事と現在起きている事を注意深く見つめ、未来の平和は自分達の手に委ねられている事を胸に刻む必要があります。

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