ソーラーシェアリングとコンテナを用いた超密植省力イチジク栽培で安定した営農を実現

バリュープレス

ネクストイノベーション株式会社のプレスリリース画像
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アグリソーラーハウス(閉鎖型ソーラーシェアリングシステム)のシステム研究開発・販売を行う、ネクストイノベーション株式会社(所在地:岡山県玉野市、代表:大塚美由紀)では、ソーラーシェアリング事業の一環として、果樹苗木・農業資材の通信販売/就農支援事業サービス「モンベルジェ」を開始した。イチジクの栽培では、国内屈指の大森直樹が店主を務める。



【モンベルジェ】 https://montberger.jp/
果樹苗木全般を取り扱うが、特にイチジク苗木はオリジナル品種も含め当店にしかない珍しい品種も多数取り揃えている。苗木は、自社および契約農家で丁寧に育てている。
また、栽培設備~苗木、栽培技術指導、販売戦略までワンストップで果樹園や観光農園の事業化、新規就農支援サービスを行う。

■イチジクの営利栽培とは
イチジクは高齢者等でも比較的容易に栽培できる特産果樹として奨励されており、国内市場では主に蓬莱柿、桝井ドーフィンの2品種で90%以上のシェアとなる。しかし、実は多くの品種(当店取扱は39品種)があり、味、香り、果皮の色、果肉の色など、これまで国内で流通されたことはないが、品種の多様化と洋菓子材料としての多様性に対応できる品種群を効率よく生産販売、加工することで、イチジクの多様性を追求することも可能である。


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■イチジクの無加温ハウス栽培は一般的
イチジクを無加温ハウスで栽培することによって、収穫開始時期を露地栽培に比べ20~30日程度早めることができ、収量の増加と品質の向上が可能である。また、秋雨や秋冷の厳しい年には著しく生産が不安定な状況にある。そこで、収穫時と秋雨の雨除けと育成促進、害虫対策を目的として、パイプハウスを利用した無加温ハウス栽培は全国各地で行われている。

■コンテナを用いた超密植省力栽培方式



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イチジクはコンテナでの栽培が容易で、一般的に困難とされる剪定技術も非常に簡単で、栽培経験者でなくとも参入がしやすい。イチジク以外の果樹であれば、苗木を植え付けてから収穫が始まり成園になるまで5年以上が必要でだが、弊社が開発したコンテナを用いた超密植省力栽培方式であれば苗木定植後2年で収穫可能となり、しかも収穫量も既存の2~3倍を見込むことができる。未収益期間が殆どないので投資の回収が容易になる。


■ソーラーシェアリングでのコンテナを用いた超密植省力栽培方式
イチジクは、栽培上の光条件がソーラーシェアリングの環境条件でもマッチしており、更にアグリソーラーハウスを利用することで、ハウス栽培のメリットとで相乗効果が生まれる。また、栽培管理面でも農業IoTシステムにより、温度管理や潅水管理の省力化が可能になる。太陽光発電部の売電と省力化高収益農業は、農業従事者は多くの安定と利益が得られる。

■アグリソーラーハウスとは https://agri-solar-house.jp/


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=r1C2vknlCXc ]


弊社が開発した農事用ハウスと同等の機能を有する「閉鎖型ソーラーシェアリング架台システム」は、屋根部に太陽光モジュールを設置することで、安定した売電収益を確保でき、また農業IoTシステムにより遠隔監視や操作が可能になり、農作業の省力化を実現できる。



[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNzA1NCMyOTE4NzAjMzcwNTRfYlhKR3hQUXFjay5qcGc.jpg ]

■大森直樹(オオモリナオキ)
1958年、岡山県生まれ。岡山大学大学院自然科学研究科修士課程修了。
大学卒業後、ニュージーランドでの果樹留学(とくにメリクロン技術の修得)を経て、実家の果樹苗木販売専門の山陽農園を継ぐ、現在は弊社農業部部長。園芸店の経営や博覧会のイベント参加、農家への果樹指導などを行いながら、家庭で楽しむ果樹栽培を日々研究している。NHK「趣味の園芸」講師など、TV、雑誌にて活躍。



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