数日でウクライナ難民受け入れのシステムを構築、なぜドイツではスピーディーな対応ができたのか (1/2ページ)

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 ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続き、ウクライナでは多くの一般市民が被害を被っている。このような状況の中、ドイツ政府は3日までに軍事侵攻を受けて避難した全てのウクライナ市民を受け入れることを発表。現地メディアでは、鉄道などでドイツ各地に向かう難民らの姿が映し出されている。

 「受け入れ発表から数日。すでに避難してきた人たちが安心できるシステムが出来上がっているドイツ政府のスピード感に驚きました」そう話すのは、現地在住の日本人だ。

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 受け入れ発表をしてから1週間弱。ドイツ各州では行政による難民ヘルプ用のHPと電話番号が開設され、難民がドイツに入った後、どのような手続きを踏めばいいか明確に分かるようになった。具体的にはビザの必要性の有無といった手続きに関することから、滞在先の確保に至るまで、「到着したはいいものの今度どうすればいいのか…」という不安をできるだけ抑えられるようになっているのだ。

 ほかにも主要駅では難民専用の窓口が開設され、そこでは早朝から深夜まで心理的なケアや今後のアドバイス、宿泊施設の案内が行われる。電話でも窓口でも、現地語が話せる人が対応。ボランティアで対応に当たっている人も多いようだ。

 また行政だけではなく、ボランティアをしたい側の人に対する対応もスピーディーだった。難民ヘルプ用のHPなどが開設されたタイミングで、宿泊場所として自宅などを提供できる人の受付HPも設置。ボランティアをしたい人が路頭に迷わない仕組みも素早く出来上がった。

 さらにドイツ国民が難民を受け入れる体制構築も早かった。政府の対応も早かったがそれ以前に難民が逃れてくる可能性があると知ると、主要駅では「うちに泊まれる」と書いたプラカードを持つ人の姿が見られ、積極的に難民を受け入れた。また政府のシステムが構築されてからも、保育園や学校を通じて各家庭に「困っている難民がいたら連絡をするように」という内容の連絡が届き、連絡先などが詳細に書かれていた。

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