バラエティ番組『今夜くらべてみました』（日本テレビ系）の最終回が3月16日に放送された。最終回は番組スタートの2012年を起点に、女子の流行について振り返った。

　しかし、視聴者からは「最後まで韓国だらけかよ」「韓国だらけで終わったのに」「韓国のことばっか。だから終わるんだよ」「最終回まで韓国ゴリ押し放送」といった厳しい指摘が集まっている。

「この日はこれまで番組に出演してきたタレントが多くゲスト出演しました。その中のひとり、タレントの若槻千夏（37）はトークの中で自身のブランド『W♥C』が2012年に人気になっていたことに言及。その理由について『その時にちょうどBIGBANが流行ってて、大好きで韓国によく行ってたんですよ』といい、韓国のアパレル店員が大きいメガネをかけているのを見て『可愛い』と感じたとこと。それを自身のブランドで売ったところ大ヒット商品になり、ほかのブランドも売り始めたとアピールしていました」（芸能ライター）

　その後、元子役の小林星蘭（17）と谷花音（17）の渋谷での買い物企画を放送。その中で流行っているファッションとして「韓国ストリート系スタイル」なるものが紹介される一幕も。

　さらに駄目押しするように、番組の最後には韓国のボーイズアイドルグループ・ENHYPENが出演者にサプライズでリモート出演。韓国の進化系ドーナツを紹介していた。

「確かに韓国は若者層には人気であるものの、番組がターゲットになるはずのF1層には必ずしも人気とは限りません。実際、韓国だらけとなったこの最終回にも多数の批判と苦言が集まる事態に。『今くら』はこれまでも頻繁に韓国特集を行っており、ネット上からは『隙さえあれば韓国』『どこの国の番組？』といった揶揄が聞かれることも。韓国を好きでも嫌いでもない層も、このゴリ押しによって悪いイメージが植えられ、番組離れが進んだという側面もあるようです」（同）

　韓国のエンタメやK-POP好きを喜ばせた『今夜くらべてみました』。皮肉にも、その路線が番組を終わらせてしまったのかもしれない。