日常的に着物を着ていた日本人が何故洋服を着るようになったのか、明治時代の「引札見本帖」に探る【後編】 (3/4ページ)
子供服への洋服の浸透
洋服を着た子供.新版引札見本帖. 第1-7 国立国会図書館デジタルコレクション
この引札では、母親が子供が握る筆に手を添えて字を教えています。この子供が着ているのはセーラー服、つまり洋服です。
セーラー服といえば海軍の機関兵の制服です。
イギリスのヴィクトリア女王が、英王室のヨットの乗組員が着ていたセーラー服を大変気に入って、同じデザインの子供服を誂えて1846年(弘化3年)のクルーザーの際にエドワード王太子にその服を着せました。