「敵に塩を送る」はどこまで実話?上杉謙信の義侠心と武田信玄の食糧戦略 (3/3ページ)

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味噌にはアミノ酸やビタミンなど栄養素が十分に含まれており、体にもいい発酵食品です。甲斐の国で味噌作りが奨励されてから、どの武将も必ず戦には味噌を持参していたといわれています。

ただ、味噌をそのまま持ち運ぶと鮮度が落ちてしまうため、当時の人たちがよく使っていたのが「芋がら縄」でした。

これは、里芋の茎を乾燥させて味噌や酒などをしみこませたものです。しっかり干すことで保存もきき、実際に縄として使うこともできたそうです。

しかし信玄は味噌づくりだけでは満足しませんでした。彼は、領民が十分に栄養を採るにはどうしたらいいのかを考え「陣立味噌」を編み出しています。

これは、原料となる煮豆をすりつぶして、麩を混ぜ合わせ腰に下げて出発すると、戦地につく頃には味噌が出来上がっているというすごい食品です。

私たちが普段何気なく食べている味噌も、昔の人にとっては貴重な栄養源だったんですね。

戦国武将も、こうした「食糧問題」の解決のために腐心していたのです。

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