武装解除の日本史!「刀狩り」は戦国時代の豊臣秀吉だけではなかった【前編】 (1/3ページ)
日本人の「武装解除」の歴史
皆さんは「刀狩り」と言えば、真っ先に豊臣秀吉の政策を思い浮かべることと思います。
しかし実は、日本史上で、名称は違えど「武装解除」を政策として採用したのは秀吉だけではありません。
刀狩りを武装解除の一種としてみれば、それ以前にも、また明治や昭和にも行われているのです。
今回はそんな、日本人と「武装解除」の歴史を探ってみましょう。
刀狩りは、一般的には時の権力者が農民や僧侶などの一般庶民から武器を没収して所有を放棄させる政策のことを指します。
文献上で最も古い記録として残っているものは、鎌倉時代の安貞2年(1228年)に第3代執権北条泰時が高野山の僧侶に対して行ったものだと言われています。
泰時は、仁治3年(1242年)には鎌倉市中の僧侶とその従者に対して帯刀を禁止する「腰刀停止令」も発布しています。
